京橋で注目のギャラリーガイド
なぜ今、京橋なのか
日本橋・銀座に隣接する京橋は、古美術から現代アートまでが凝縮した“歩いて回れる”アート密集地だ。再開発で誕生した大型複合施設や美術館の相乗効果により、近年は新鋭ギャラリーも集積。平日昼は落ち着いて観覧でき、週末は周辺エリアと合わせて一日楽しめる。
TODA BUILDINGのギャラリー群
京橋の新拠点として注目を集めるのが、ギャラリーコンプレックスを備えたTODA BUILDING。写真・映像に強いTaka Ishii Gallery Kyobashiのほか、小山登美夫ギャラリー(京橋)、KOSAKU KANECHIKA(京橋)、ユタカ キクタケ ギャラリー(京橋)など、国内外で評価の高い現代アートギャラリーが徒歩数十秒圏内に集まる。ビル内のミュージアム機能やカフェもあり、複数展示をハシゴしやすいのが魅力だ。
- 最新開催情報は各ギャラリー公式サイトやビルのフロアガイドを確認。
- オープニングレセプションは夕方開始が多く、混雑するため早めの来場がおすすめ。
アーティゾン美術館を核に回遊する
アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)は京橋のランドマーク。古典から現代まで幅広いコレクション企画に加え、建築・展示空間の質も高い。美術館を起点に、TODA BUILDINGや周辺ギャラリーへ徒歩で回遊するのが効率的だ。日時指定予約制の展覧会もあるため、事前に公式サイトでチケット状況をチェックしよう。
独立系&老舗スペースと実用メモ
TODA BUILDING以外にも、京橋には個性豊かなスペースが点在する。アートブックやイラストレーションにも強いSpan Art Gallery、貸し画廊として歴史を持つギャラリーくぼた、古美術に強いエトワール画廊など、表現領域は幅広い。古美術と現代のハシゴもこのエリアならでは。
- アクセス:東京メトロ銀座線「京橋」駅、都営浅草線「宝町」駅、JR「東京」駅八重洲口から徒歩圏。
- 定休日:多くのギャラリーは日・月休または月曜休。時期により変動するため来訪前に確認。
- 撮影:展示により不可の場合あり。受付での確認を。
初めて回るなら、午前にアーティゾン→昼食→午後にTODA BUILDING→夕方に独立系や古美術、というコースが歩きやすい。