UFOキャッチャーも娯楽よりギャンブルに近いと思う件

UFOキャッチャー依存症の友達

ギャンブルは、「金銭や品物をかけて勝負を争う遊戯のこと」と位置づけられていますが、UFOキャッチャーもその一種に該当するであろう。
始めて5年、UFOキャッチャーをするのが大好きな私の友達は、UFOキャッチャー依存症である。
そんな依存症の友達は、ショッピングモールでは必ず行くゲームセンターで、ほしい景品と「取れそう」と思った景品も、取れるまでやっているのである。
1ヶ月に1~2万円も注ぎ込むほどUFOキャッチャーがうまい友達は、狙って取れない景品がなく、確実に取っているのである。


友達によると、取るのが難しい機械があり、中でも相性が悪いラウンドワンのUFOキャッチャーはやらないそうである。 
UFOキャッチャーを極めると、相性の良し悪しがわかるようになるため、相性がよいゲームセンターにしか行かないそうである。

UFOキャッチャーの魅力と、取り方のコツ

そんな友達にUFOキャッチャーの魅力を聞いてみたのである。
すぐ取れたり、景品が思いどおりに動いたりすると嬉しいこと、ほぼ奇跡に近い100円や200円で取れる奇跡を起こしたい気持ちがあるそうだ。 
加えて、景品が思いどおりに動かなかったら、どうしたら景品を取れるか頭の中で作戦を考えて操作するのも楽しく、止められないそうだ。
確かに、時間をかけて操作している友達を見ていると、頭の中で考えて動かしていることがわかるのである。
私が好きなキャラクターのフィギュアがあり、私もやってみたのである。


「景品の真ん中を狙って持ち上げる」と思っていた私に、友達が「持ち上げるのではなく、横に動かす」と教えてくれたのである。  さらに、「景品の端ギリギリを狙って開いたアームを下せば、アームが閉じるときに景品が横に動く」とアドバイスをくれたのである。


アドバイスのとおり操作してみると、2,000円ほどで景品が取れたのである。
アームの中にぬいぐるみを入れてしまえば取れそうな、3本爪が多い大きなぬいぐるみのUFOキャッチャーは、何十回かに1回ほどアームが固いときがあるのだ。 
アームが固ければ、ぬいぐるみを落とさずに出口まで運べるため、3本爪の機械は何回かやっているうちに取れるであろう。




友達が教えてくれた取るための技

友達は、私にいろいろな技を教えてくれたのである。
1つ目は、手前を持った景品をバウンドさせて前に持っていき、押して取る技である。 
2つ目は、縦に置かれた景品の端ギリギリに片方のアームを落とし、アームが閉まるとずれる景品を少しずつ横にずらして取る技である。
景品の大きさや重さなどを考慮し、アームの方向や技を出してまでUFOキャッチャーに情熱を注ぐ友達を、私は遠目で見ていたのである。


大きさや重さ、どの部分が重いのかなどを考えて景品を取るUFOキャッチャーは、奥が深くて捨てたもんじゃない、ハマるのもわかる」と思えるようになったのである。
1日最高どのくらい使ったのか聞いてみると、「2万円以上」と言った金額にビックリしたが、コツがわからなかった初めて行ったゲームセンターでは、苦戦したそうである。 
それでも、ストレス発散になってよかったそうである。


2,000円で景品が取れたとき、私もUFOキャッチャーのことしか考えておらず、頭が軽くなったのである。

UFOキャッチャーは、快感が溢れ出てくるギャンブル

頭で考えたとおりになったり、景品が落ちたりする音を聞くと心地よくなり、多少ストレスが解消され、気持ちが軽くなるのである。 
UFOキャッチャーは、快感が溢れ出るギャンブルである。


UFOキャッチャーに挑戦したことがない人がショッピングモールなどを訪れて、たまたま見かけた中にほしい商品があったら、「やってみよう」という気持ちになるであろう。 
やり始めたら取れるまでやりたくなってしまうのが、UFOキャッチャーの魅力でもあり、はまってしまうギャンブルでもあるのだ。
要らない景品が取れたら、友達は誰かにあげたり、リサイクルショップに持っていったりしているそうである。


そんなにお金をかけられない私は、経済的な余裕と時間があったら、多少UFOキャッチャーを楽しみ、友達のようにうまく取りたいものである。 
UFOキャッチャーは、年齢に関係なく誰でも手軽に遊べるギャンブルである。

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